本好きとは一体何なのか
こんにちは、安養寺です。ブログの順番を覚えてもすぐ忘れます。
フレデリックの期間限定で見られるライブ映像と共にお送りしていきますね。
前回の記事にも書いたような、こういった音楽が好きなことを周りに話したり、カラオケとかで歌ったりすると大体「????」という反応なんですよね。
このツラい反応を受け続けた結果、流行曲もしっかり押さえた上で、カラオケランキングの曲を大体網羅した上で、相手の年代、好みの曲に合わせて立ち回るなどする接待営業マン的な自分が出来上がっていました。でもクラシックもタンゴも聴きます。音楽の好み広いです。
そういえば昨日カレーの玉ねぎをみじん切りしながら旦那へ日々の称賛の言葉を並べていたところ、「奇跡」という言葉が出てきて、そこから派生してGreeenの「キセキ」を歌詞を見ずにふざけて歌ったんですよ。そしたら、
え?これ私?私が歌うために書いた歌??
歌えど歌えど、私が言いたいことが出てくる出てくる。
皆同じ気持ちなの?!?!
って感じ。
ヒット曲のメロディーセオリーとかあるんだろうけど、この歌詞が人々の共感を呼んだのか…とカラオケで歌っているだけでは分からなかった気づきがありました。玉ねぎが染みました。
さて、本題。今日は本のことを書くって決めてたんですよ。
音楽はもちろんのこと好きなんですけど、それと同等くらいに私は実は本が好きなんですよね。
小さい頃は本当にものすごく大量に本を読んでた。
文字を書けるようになったのが早かったのかもしれないし、読めるのも早かったのかもしれない。(3歳の頃には帰りの遅いお父さんと交換ノートをやっていた)
ほぼ毎週図書館に行き、借りられる本の上限10冊では飽き足らず、家族にも自分の読む本を借りてもらい、家に帰ってかじりつくように読んでいた。
幼稚園児の頃には攻略本片手にポケモンに勤しみ、小学生〜高校生でも図書室&図書館に通い、国語の教科書は教科書を貰ってすぐに読み物として読んでいたし、どうしても読みたい本がある時は教室でも本を読んでいることがあった。本や漫画を読んで集中しているときは全く周りの音が聞こえなくなってしまうので、友達に「遊んでいる時に何かを読んではいけない」と注意させてしまったのは申し訳ないと思っている。
現在でも、本屋に行けば1時間以上出てこないことはざらで、どんなに重い荷物を持っている時も、歩き疲れて脚が痛い時も、満足するまでは本屋にいることがある。
紀伊國屋、アカデミア、丸善、ブックセンター、ショッピングセンターの本屋など大きい本屋は本当に本当に本当に好きで万単位で本を大人買いする時もある。郵送サービスもあるけど、すぐ読みたいから重い思いして云々持って帰ることもある。
最近イケアでビリーという本棚を買って本を詰めたのだけど、すぐに一杯になってしまって悲しみに震えています。(これはイケアのオンラインストアの写真だよ)
それなのに「本好きなんです」「趣味、読書なんです」と
周りに公言することはない。
なぜか?
何の作者が好き?
どんな本が好き?
おすすめの本は?
といった、本好きの間で繰り広げられる本トークが非常に苦手なのである
まぁ本好きですみたいに言ったら一般的な会話の流れとしては、
「何の本読むんですか〜」とか
「おすすめの本なんですか〜」とか
普通だよね、会話広げていきたいもんね。
でもなんかそういうのを考えたことがないというか、
本に関して雑食すぎるんだと思う。
面白いものは面白いし、
面白くないものは面白くないから
この作者だから絶対面白い!だからすき!とかもないし、
ジャンルも同じだよね。
おすすめとか聞かれても人それぞれだから分からん。
私はこれが面白かったけど貴方もそうとは限らん。
って感じだし…
むしろ本に関しては、
(なぜこれを買ってしまったんだ…時間とお金返して…)
という読後の感想が浮かんだ本とかを共有して、
読後の最悪な気持ちを回避したいとか思ってしまう。
みんなはどう考えてるんですかね。
本が好きってなんなんですかね。
そういえばよく考えると、
スポーツも本も音楽も洋服も本ほどではないけど、
私は全ての趣味が雑食かもしれない。
恐ろしい。
今後の人生、いわゆる読書家とか〇〇家みたいなのには
一生なれそうにないなと悟った今日でした。