複雑に絡み合うやつ
古代兵器iPhoneSEによって撮影された上野公園の桜です。
(とても良く撮れていますね)
喫煙所の周辺だけやけに咲いていました。
いつか「ニコチンによる桜の開花促進可能性」という論文を書こうと思います。
桜=めちゃ良い
かと言うと、そうでもありません。
曇った日に開花を焦った桜を見ると、あまり良い気持ちはしないものです。
焦るな焦るな。
そんなに焦るから、映えもしないのに大衆にカメラを向けられるんだ。
いや、焦っているのはそんな桜を切り取ろうとする大衆なのか。
それって僕じゃないか。
僕は焦っているのか。
僕はどこに向かっているのか。
今僕はどこにいるんだ?
そう、舞城王太郎さんの『煙と土と食い物』を読んだんです(ノルウェイの森ではない、という軽いネタバレ)。
一昨日の深夜2時、
最高最高最高!
思わず声が出ました。
『コインロッカー・ベイビーズ』の時は
最高最高!
でした。記録更新。
舞城さんの小説は、今通っているプログラミングスクールの講師からおすすめされて読みました。
いや技術書をすすめろよと思いましたが、なんとなく買ってなんとなく部屋に置いといたら、読んじゃった。
人からすすめられた本て、その場では読みたいって思うけど、
いざ買ってみてもなかなか腰が上がらないですよね。
ただ、目につくところに置いておくと、
あーなんか今これ読むタイミングだな
って思う瞬間があって、運の良い本だけが開かれていく。
最近、「教養」的なモチベーションが失われている気がします。
「教養」的な切迫感から解放されつつある、と言えるかもしれません。
これは読んどかなきゃなー、みたいな本てたくさんあると思いますが、
そもそも本て、奇跡的に読了したとしても、全内容の9.7割くらいは3日以内に忘れます。
そんで、いろんな本の内容を覚えることが教養なら、いらねーな、と思って、
読みたい本だけ買うことにしたら、なぜか前より本の出費が増えました。
不思議なもんです。
たった今、3年前からベット脇に置いてある『カラマーゾフ』を本棚に戻す決意をしました。
いや、文学の話をしたいわけではなくて、
webエンジニアリングの領域で最強教養マンになろうとしたら、
財布も精神も滅びてしまう!
と、駆け出し続けているエンジニアとして思います。
膨大な情報から逃げているだけかもしれません。
ただ、「忘れたから調べさせてー」に寛容な文化は好きです。
技術の関係性だけ覚えていればなんとかなる。
思えば関係性って、名前が付いちゃえばなかなか忘れないですよね。(どんどん話が変わる)
家族、恋人、友人、マイメン、サークル、会社、元恋人、地元のサッカーチーム、宗教団体、元々恋人、バンドのメンバー、プログラミングスクール・・・
そりゃ時には忘れる人もいますが、目に見える情報よりも、関係性のが忘れることは少ない気がします。
関係性だ!
関係性を学べばいいんだ!!!
さて本日は、企画書作成、モック作成、コーディング。
毎週日曜日を区切りにして作業を進めているので、
もう今日はもくもくもくもく。
しばらくはVueの可能性を切り開く日々が続きそうです。
・・・
ファー、関係ないこと書きすぎてもう疲れました。
小島よしお見て寝ます。
佐藤